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自覚症状は全くなかったのに眼科受診から脳腫瘍が発見されました

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2014.09.30

眼鏡合わせで眼科を受診された50代女性に脳腫瘍が早期発見されました。

眼科を初めて受診された方は眼球表面の角膜から目の奥の眼底検査まで検査を行います。

 

1)まず目の奥の眼底検査で視神経乳頭(目と脳をつなぐ神経細胞が眼球から脳に向かうために束になっている所)の陥凹が大きくやや色調が悪いのがみられました。

 

2)次に眼底3次元画像解析で神経細胞の層の厚みのチェックを行いました。両眼とも中心領域に神経細胞の層が薄くなっていることがわかりました。

 

3)神経細胞の層の厚みが低下しているということは、その領域に神経細胞のダメージ(数の減少)があるということで神経細胞がダメージを受けた領域は視野に欠けたところが出てきます。そこで、視野検査を行いました。

Blog用画像_術前視野検査左の視野の様に両眼の視野が半分から外側に異常がありました。この様な視野異常を両耳側半盲といいます。

 

 

 

 

 

 

4)両耳側半盲の視野の異常で疑われるのが、下垂体腫瘍という脳腫瘍の病気です。脳外科へ紹介しました。

 

5)脳外科で頭部MRIの検査が行われ、下垂体腫瘍が発見され手術が行われました。

Blog用画像_脳腫瘍

 

 

6)約7か月後再度視野検査を行ったところ、早期発見だったため視野にも改善がみられました。

Blog用画像_術後視野検査

40才以上の方は緑内障検査も含め、年に1度は眼科検診を行いましょう!