新着情報

お知らせ

日本視能矯正学会、日本弱視斜視学会で京都に行ってきました

京都は例年に比べ暖かい気候でしたが、まだ紅葉が残っていてきれいでした。

第55回日本視能矯正学会で、当院の視能訓練士が、「うちよせ調節緊張症に対するトリック法の検討」で発表しました。うちよせ調節緊張症は小学、中学生にみられ、眼精疲労と近くの見え方の低下が特徴です。心因性視力障害と診断されることが多い病気です。心因性視力障害の中に、うちよせ調節緊張症の方がいる可能性があるということを、心因性視力障害の診断に用いられる、トリック法を用いて検討し発表しました。学会場でも関心を集めていたようです。また、日本弱視斜視学会、日本小児学会、アメリカ小児斜視学会が、ほぼ同時期同じ会場でありました。そのなかで印象的だったのが、Preventing  the east asian epidemic  of myopa-東アジアの近視の流行を防止しようという題でシンポジュウムがあり、あきらかに東アジアでここ50年以前にくらべ、都市部で近視の割合が高く、外に出る時間が45分増えると,約20%近視の進行が抑制できたというデーターもあるそうです。

ページトップへ