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眼アレルギー、新しく開発されたアレルギー点眼*アレジオンLX*について

11月9日(土)
眼アレルギーと新しく開発されたアレルギー点眼*アレジオンLX*について勉強会が行なわれました。
まず眼アレルギーについてです。
アレルギーは免疫と関係があり、感染に対して抵抗力を獲得する現象を免疫と言い、免疫は感染に対して防衛反応をしますが、この防衛反応が過剰になりすぎると病的症状が現れます。これをアレルギーと言います。
一般的に花粉症と言われる症状もアレルギ-の一つで、主に体の粘液部位に症状が現れます。
眼の結膜は粘液部位なためとてもアレルギー症状が出現しやすく、アレルギー性結膜炎を起こしてしまいます。
アレルギー性結膜炎の自覚症状は主に眼そう感(かゆみ)です。
通年性と季節性のアレルギー結膜炎の他に、思春期の男児に多く見られる春季カタルやアトピー性のアレルギー性結膜炎など種類は様々です。

次に新しく開発された点眼薬 アレジオンLXについて紹介します。
アレジオンLXとはアレルギー結膜炎に対する治療薬です。現在アレジオンと言う目薬がありますがアレジオンLXは濃度が2倍となって開発された目薬です。アレジオンの効果持続時間は4時間なため1日最低3回点眼する必要があります。アレジオンLXでは濃度が2倍なになっている分、1回の点眼効果は8時間持続します。そのためアレジオンLXは1日2回に減らすことが可能となりました。
防腐剤が入っておらず低刺激なため角膜の上皮障害もほとんどないと言われています。そのためコンタクトを装用していても使用できる点眼薬です。

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