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はやり目について、勉強会を行いました。

はやり目とは、ウイルスが原因で起こる急性結膜炎のことです。

症状としては主に、充血・目やに・流涙・瞼の腫れ・発熱などです。
はやり目は感染力が強く、潜伏期間が1〜2週間ある為、感染していても気付かずに周囲の人に移してしまう場合があります。
効果的な薬剤はない為、二次感染予防と炎症を抑える目的で抗生剤とステロイドの点眼薬を使用します。

普段から感染対策としてできることは、手洗いです。
手洗いは手指から汚れと有害な微生物の除去、手指を介した病原体からの感染予防となります。
石鹸と洗水での洗浄(約30秒)で、約99.62%の滅菌率がある為、コンタクトレンズの装用・脱用の前や、点眼前にはしっかり手を洗うことが感染対策に繋がります
実際に洗い残しが分かる専用のロションを用いて手洗いを行ってみると、手のひらのしわ、親指の付け根・膨らみ、爪の間や甘皮の部分にわずかに洗い残しがあることがわかりました。
感染症から身を守る為にも、普段から洗い残しが起きやすい部位を意識して手洗いを行っていこうと思いました。

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