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お子さまの近視進行を抑える治療 -レッドライト療法(Eyerising)のご案内-

はじめに

近年、お子さまの近視は世界的に増加しており、将来的に大きな問題となることが懸念されています。近視は単に「メガネが必要になる状態」ではなく、進行すると将来の目の病気のリスクにも関わってきます。

特に近視が強くなると、網膜剥離や緑内障、黄斑変性などの疾患を発症する可能性が高くなることが知られています。そのため、現在の眼科医療では「近視になった後にどうするか」ではなく、近視の進行をいかに抑えるかがとても重要と考えられています。

近視はなぜ進むのでしょうか?

多くのお子さまの近視は、眼球の奥行き(眼軸長)が伸びることで起こります。成長期には体と同じように目も成長しますが、その際に眼球が伸びすぎてしまうと近視が進行します。一度伸びた眼球は元に戻ることがないため、進行を抑えることが将来の視力を守る上で非常に重要です。

レッドライト療法とは?

レッドライト療法は、特殊な赤色の光を用いて近視の進行を抑える新しい治療法です。専用の機器を使用し、約650nmの波長の赤い光を目に照射することで、眼の奥(網膜や脈絡膜)の血流や代謝を改善し、眼球の伸びを抑える効果が期待されています。海外で行われた臨床研究では、しっかり治療を継続できた場合、**近視の進行を大きく抑えた(最大約87%)**という報告もあります。

本邦でも使用状況が良いと77%抑制できているとの報告があり、最も近視抑制効果の高い治療法だと思われます。

治療方法について

この治療はご自宅で行っていただきます。

・1回の治療時間は約3分間
・1日2回(4時間以上間隔をあける)
・週5日の継続が推奨されています

治療中は機器から出る赤い光を見ていただきます。小さなお子さまの場合は、必ず保護者の方がそばで見守りながら行ってください。

 この治療で大切なこと

レッドライト療法は、近視を「治す」治療ではなく、進行をゆるやかにする治療です。そのため、効果を得るためには日々の継続がとても重要になります。また、治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。

 安全性と注意点について

この治療機器は海外で使用され、安全性や有効性が報告されていますが、日本では未承認医療機器(自由診療)となります。治療後に以下のような症状が出ることがあります:
・まぶしさ
・残像
・一時的に見えにくい感じ

これらは通常、数分間目を閉じて休むことで自然に改善します。

受診が必要な症状

次のような症状がある場合は、使用を中止し必ずご相談ください:

・まぶしさや残像が5分以上続く
・同様の症状が3回以上繰り返される
・目の痛みや強い違和感がある

まれではありますが、光に対する過敏性により目に影響が出る可能性が報告されています。

治療の流れ

1.適応検査(視力・屈折・眼底など)
2.機器の貸し出し(ご自宅で使用)
3.定期検査(治療効果と安全性の確認)

治療開始後は、必ず定期的に受診していただきます。

費用について

本治療は保険適用外(自由診療)となります。

・適応検査 8,000円
・1か月のデバイス貸出量と診察代30,000円

→その後継続なら125000円(デバイス貸出量と3,5,9,12カ月後の診察料)

2年目は6か月毎に定期検査(1回検査料6600円)
・機器使用料:サブスクリプション制 1か月 8250円

※すべての検査は予約制です。

問い合わせある場合お気軽にお気軽に相談ください。

すみれ眼科クリニック  TEL 096-3202333

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