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アジマイシン点眼の勉強会を行いました
3/3にアジマイシン点眼の勉強会を行いました。そのアジマイシン点眼について紹介します。
アジマイシン点眼とは
アジマイシン点眼とは、マクロライド系の抗菌点眼薬になります。結膜炎、眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎などの疾患に効果があります。
使用方法は、結膜炎は1週間。眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎は2週間と他の点眼と違い、日にちを限って点眼を行います。どちらも、最初の2日間は朝・タの2回点眼。3日目からは1日1回(朝)点眼となります。
アジマイシン点眼の効果
効果としては、アジスロマイシンに感染のブドウ球炎菌、レンサ球炎菌、肺炎球菌、コリネバクテリウム属、インフルエンザ菌、アクネ菌に対して抗菌作用があります。染みて使いにくい目薬ですが、少ない点眼回数で治療ができるということが特徴的です。
また、他の抗菌薬に比べ、瞼への浸透性が高く、臉関連の疾患には有効です。しみたり、充血を伴う刺激の強いお薬になりますが、使用してみて長年悩まされていた、瞼周囲の赤み、べたっき、睫毛周囲の汚れが改善したと言われる方が多数いらっしゃいます。
アジマイシン点眼の注意事項
注意点は添加剤にポリカルポフィルが配合されている為、粘性の強いお薬となっています。その為、薬液が出にくいですが、たくさんは振らずに、1度容器を下に向けて、上に向けてを数回行い点眼する必要があります。
また刺激の強いお薬になる為、最初の1~2日は霧視、異物感、眼痛、充血が起こる事があります。3~4日目からは徐々に慣れてくる事が多い様です。5~10分たっても、これらの症状が治まらない場合にはすぐに眼科に問い合わせてもらう必要があります。
今回、アジマイシン点眼について効果、使用法、使用上の注意を理解した上で説明する必要があるという事を勉強しました。
当院ではその他にも、サプリメントやアイシャンプー、あずきの力などのケアも行っております。気になる症状などございましたらお気軽にご相談下さい。