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緑内障点眼・左右眼の間違い対策についての勉強会を行いました
緑内障(エイベリス)について
緑内障は日本人で失明の原因第1位となっています。
その理由は緑内障と診断されて、点眼を毎日継続する事が出来ていないことが原因の一つとされていますが、その他にも色んな理由で脱落されています。
緑内障点眼で1番に選ばれるのがプロスタグランジン製剤(タプロス・キサラタン・トラバタンズ・ルミガンなど)があります。
喘息などの病気を患ってる方には使用禁となっていますが、眼庄下降の効果が強く、全身の副作用があまりないのが特徴ですが、初期の副作用としては眼の充血、半年経過すると、眼瞼の色素沈着(黒ずみ)、睫毛が伸びるというのが出てきますが、点眼を中止することで徐々に軽快してきます。
ただし、眼瞼の溝深化(目のくぼみ)、虹彩色素沈精に関しては中止しても改善しないようです。
脂肪が整縮して、眼瞼の溝深化(目のくぼみ)が進むと、眼庄が測定しにくく、高く出る傾向があり、また緑内障手術の難易度をめてしまうことのデメリッットもあるようです。
エイベリスはプロスタグランジン系の点眼で唯ーくぼまないというメリットがあります。
但し白内障術後(眼内レンズ挿入眼)の方が使用すると、合併症として斑部浮腫、タプロスと併用すると虹彩炎が起こる可能性がある為禁忌とされています。
併用可なのが、チモプトール・コソプトとされています。
左右眼の間違い対策
左右眼の間違えでは、患者さんと相対することで、自分と左右が逆になる為間違えが起こりやすい原因となっています。
その他にも、注意散漫、確認不定、思い込みなどがあります。
当院の対策としては、手術の患者さんには、準備の前になまえと左右の眼を確認し、術眼の方に名前シールと眉毛の上にマジックで印をつけて間違えがないように対策を行って注意しています。