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ミケルナ配合点眼液はラタノプロスト(PG関連薬)とミケランLA(カルテオロール,β遮断薬)との配合剤です。

1日1回製剤同士の組み合わせです。

特徴としてはβ遮断薬としてカルテオロールが１日量配合されています。

眼表面におけるカルテオロールの作用を持続させる目的でアレルギン酸を添加しています。

アレルギン酸の力で粘性を高めず持続化しました。アレルギン酸とはコンブ等の褐藻類に30~60％含まれて食品添加物として使用されている酸性の多糖類です。ミケルナ配合点眼液のLA糖度を測定したところ、ミケランLA点眼液2％と同程度の粘度を示しました。

点し心地は78人中、問題なしが73人(93.6％)

　　　　　　　　多少問題ありが3人(3.8％)

　　　　　　　　　　支障ありが2人(2.6％)

室温保存可能。{24℃ぐらいまで}

ボトルにも工夫がされており、転がりにくく、開閉時にカチッと音が鳴り、少ない力で滴下が可能です。

塩化ベンザルコニウム製剤が添加されていないBACフリーでアレルギン酸の抵当な粘度確保により眼表面に優しい点眼剤であるとのことでした。

今回、ミケルナ点眼について詳しく知ることができました。