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アジマイシン点眼の勉強会を行いました
眼瞼炎について
眼瞼炎の充血や発赤睫毛部分の分泌物 結膜の充血等の細菌性眼瞼炎は慢性的な疾患ですが、重篤な状態ならず、しかも適切に治療できる薬剤がなかった為、今まではあまり注目されない病態でした。
眼瞼炎でも病態は前部眼瞼炎と後部眼瞼炎に分かれており、前部眼瞼炎(睡毛根元付近の炎症)、後部眼瞼炎(睡毛根元そのもの炎症で細菌が深い所に根づいている)に分類されます。
特に後部眼瞼炎は治癒しにくいとされてきました。
今回、アジマイシン点限を持いた治療方法では、上記症状が改善し、改善後1ヵ月も再発しにくくなるとのことでした。
アジマイシン点限について
点眼使用方法は期限が決まられており、7日間もしくは14日間点限行います。共に始め2日間は1日2回点眼。それ以降は1日点眼でよいとのことでした。点眼初期はやや刺激が強く、染みたり充血しやすいですが、10分ほどで落ち着きます。又、数日点眼を続けると刺激も充血も軽減するようです。
後部眼険炎は長時間続く異物感、涙っぽい長く続く眼脂、眼瞼の緑の充血や汚れが見られる症状です。アジマイシン点眼は眼瞼への浸透性が高く、抗菌力が保たれる事で1ヵ月後の治療効果が継続するそうです。アジマイシン点眼でかなり効果があり、その後、内服を追加使用する場合もあるそうですが、すでに多くの内服薬をのんでいることの多い高齢者で、内服の使用せず治りにくい後部眼瞼炎に有効なアジマイシン点眼が使用できることはとても有効だと思いました。
又、当院では瞼周辺を清潔に保つために、アイシャンプーも推奨。体の内側より改善促すための食事指導やサブリの提案も行っております。
瞼周辺の違和感や異物感流涙 気になる方は当院ご相談ください。