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感染管理についての勉強会を行いました。
令和6年6月23日
感染管理についての勉強会を行いました。
感染管理とは、医療施設に入った時から出ていく時まで患者や医療従事者を医療関連感染から守る為の管理体制を言います。
感染の主な経路としては、接触感染、飛沫感染、空気感染があります。
接触感染とは、患者や周囲環境物品との接触により感染します。
主な感染疾患は、流行性角結膜炎(EKC又ははやり目)などがあります。
これは眼科で気を付ける感染症の1つで点眼では改善せず、点眼は2次感染や炎症を抑えるために使用されます。
飛沫感染とは、病原体が付着した飛沫粒子が、咳・くしゃみ・会話などの際に周囲に飛散して結膜、鼻の粘膜、口腔の粘膜などに付着し感染するもので、主な疾患は百日咳、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、インフルエンザー、コロナなどがあります。
空気感染とは、病原体を含む飛沫核が長時間空気中を浮遊し、空気の流れによって病原体が広くまき散らされ、それを吸収し感染します。
主な疾患は結核・麻疹・水痘などがあります。
予防対策としては、体液、分泌物、排泄物、損傷のある皮膚、粘膜には感染症があると考えて取り扱うこと、手指の衛生(手洗い)がもっとも重要とされます。
手洗いのタイミングは、患者さんに触れる前、体液に暴露された可能性がある時、患者に触れた後、患者周辺の環境や物品に触れた後に行う事。
手洗いの注意では、石けんを泡立ててよく擦り、手のひら、手の甲、指先、爪の間、指の間は指をクロスさせて十分に洗った後に流水で十分に洗い落とすようにする事が大事だという事を勉強しました。