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ドライアイの病態と眼表面の粘膜機能の勉強会を行いました

ドライアイとは、一時的な服の乾燥ではありません。
悪循環を何度も繰り返し、優性化して、涙液蜃の安定性低下と自覚症状が出現した状態です。
原因の一つは、瞬きの回数の減少があります。
例えば、読書、パソコン、スマートフォン、運転などに集中すると瞬きの回数が減少し、眼が乾燥します。ドライアイの主原因は、瞬目時の摩擦方進による具物感や、涙液層の安定性低下による乾燥感があります。
ドライアイにおける眼表面粘膜の具常が、自覚症状の発見に関与しています。
正常な恒常性の維持とは、粘膜上皮·神経系・免疫系が、うまくバランスをとり、涙液層の願いを維持している状態です。恒常性が破綻すると、粘膜機能不全になったり、神経の部分が、知覚異常を起こしたり、慢性炎症を起こすなど、これらが影響を起こしあい、涙液が減少します。
その結果、涙液層の安定性の低下、眼表面の摩振亢道、パリアの低下、炎症反応などが起こります。
ドライアイ症状のメカニズムとして、内因性・外因性のさまざまなリスクフクターがあり、涙液層の破壊による角膜上皮障害を起こすこと、眼瞼結膜と角結膜表面の摩擦完進などの悪循環が、持続することで自覚症状(眼不快感·視機能異常)が出現します。結膜弛缓症、系状角膜炎、角綰膜上皮障害、眼瞰内反症、眼除下垂などの他覚所見が、摩擦と密接に関係があります。
上方に角腹びらんが起きやすい場合、上涙点に涙点ブラグを使用する治療法があります。
瞬目が眼表面に及ぼす影響とゴブレット細胞の分布の関係性については、瞬目時に摩擦の生じやすい部位に、ムチンを分泌するゴブレット細胞が多く分布しています。
ドライアイは、水分を補うだけでは、潤いません。一時的に水分を補充する涙だけのケアではなく、粘膜の治療も併せて、継続することが大切です。
ムコスタ点眼液UD2%とはドライアイ治療薬であり、結膜ムチン座生促進作用があります。粘護の異常を改善し、自覚症状(とくに異物感・眼痛)を改善します。ドライアイの自覚症状に対する効果は、点眼2
週間後に、異物感、乾燥感、眼痛を有意に低下させることができます。
ドライアイにおける眼粘膜機能の正常性の維持の大切さを勉強し、ムコスタ点眼は粘膜の異常を改善するのに有効であることを学びました。

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